この記事では、カナダ版SIMフリーiPhone Pro Max 14(シャッター音なし、技適あり)の購入レビューをさせていただきます。(iPhone 16情報を少しだけ追記。2024/9/10)
究極を超える相棒iPhone
スティーブ・ジョブズの大ファンであり、Apple信者?な私としては、iPhoneはある意味、なくてはならない相棒であります。
むしろ、年に数回あるAppleのイベントは、時差の関係で深夜ですが、あのテンションを味わいたく、欠かさず、ライブで視聴しております。ある意味、年に数回の宗教?儀式であります。
熱心な?敬虔な?(爆)なアップル信者は、気に入ったプロダクトを年に数回購入(お布施)するわけです(笑)。そして、購入したプロダクト(製品)数がAppleへの愛情の深さとなるわけです(汗)。
私は…、そこまで敬虔な信者ではないですが…、ここ1年間は…。フル積みのMacBook Air M2、そして、iPhone 14 Pro Maxとゲットしてしまいました。天国のスティーブ・ジョブズも喜んでくれていると思います(笑)。
超高性能なiPhoneカメラこそ、静かであって欲しい
iPhoneのカメラは超高性能なので、一眼レフやミラーレスの代替ではなく、むしろ一軍のカメラとして使用可能です(注1)。風景やその他の撮影にじっくり取り組む際や、自宅での書類スキャンの時なども、シャッター音は集中力を低下させてしまう原因になってしまいます。
ご存知のように日本で購入できるiPhoneは、かなり大きなシャッター音がします。レストランで素敵な料理を撮影したくなった時、カフェで撮影したい時、非常に困ります。海外の友人から、日本のスマホのシャッター音にびっくりしたというエピソードをたびたび耳にします。
(注1):さすがに、夜空の星、星景写真、流星群等の撮影にはオリンパスのミラーレス一眼のOM-D E-M10 MarkIIで撮影。最新型はOM-D E-M10 Mark IVのようですね。超絶に軽い上、高性能なので、どこにでも持っていって、気がついたら、夕日を撮影したり、夜景を撮影したり、波照間島で天の川を撮影したりという感じになっています。ある意味、iPhoneに加えて、もう一人の相棒であります。
SIMフリーiPhone、究極の身軽さ
旅行や出張で海外に行くことが多かったので、入国後、すぐに安い通信手段の確保するということが非常に重要な任務であります。そのため、外国に到着すると空港やホテルの近くの商店で、現地の安いSIMカードを入手してきました。
現地のSIMカードをゲットすると、わざわざ、WiFiを探したり、高いローミングを利用せずに、GoogleマップやLINEなどが使えるので、到着後すぐにアクティブに行動可能で非常に便利でした。
昔は各社SIMロックをかけていたので、現地SIMカードがそのまま利用できる海外版のSIMフリー端末は本当に便利でした。
一番感動したのが、ブータンを旅した時です。到着後、安い現地SIMカードをゲットすると、2010年代、まさかのブータンで、日本と同じようにスマホで便利な旅ができたことでした。ただ、山奥では圏外や通信速度がゆっくりでしたが、それも愛嬌で嬉しかったです。
数年前からは、滞在国のSIMカードを事前にAmazon等で購入して、着陸前に日本のSIMカードから現地SIMカードに入れ替えて、着陸後にiPhoneの電源ONですぐに利用可能という感じにしています。
2019年インドネシアに出張した際は、以下のSIMを事前に購入しました。滞在したのはバリ島ですが、日本と同じようにスマホを利用できました。現地のタクシーを利用したときも、遠回りしていないか、変なルートを使っていないかなど、Googleマップでの現在地表示が心強かったです。
2018年中国に出張した際は、こちらのSIMカードを事前購入しました。中国国内でもGoogle系サービスが利用できて便利でした。こういったSIMカードを持っていない他の日本人の方々はいつもどおりのググるという事自体ができないので困っておりました。
写真撮影と海外旅が好きな私にとって、SIMフリーのiPhoneは非常に素敵な相棒となってきました。
これまでのSIMフリーiPhoneたち
私はiPhone 4sは香港版、iPhone 5sは米国版(スプリント)、iPhone 6sは米国版(スプリント)と技適が表示され、シャッター音もしない日本国内でも安心して利用できるバージョンを利用してきました。
そのiPhone 6sも、6年半、バッテリー交換を2回しながら利用してきましたが、さすがに限界を超えています。マナーモード切り替えスイッチが誤動作をし始めた頃、私のiPhone 6sは、「すいません、もう限界であります」と語りかけてくるようでした。
ただ、そのiPhone 6sも2023年1月に、OSのアップデートがあったのです。ある意味奇跡です。
そもそも、iPhone 6sって、2015年9月21日、最も先進的なiPhoneとしてデビューしたはずです。7年半前です。にも関わらず、OSをアップデートしてくれるのです。そんなAppleって、大好きです。
最近はApple自体もAmazonでSIMフリーのiPhone 14を販売しているようですね。もちろん、日本のモデルそのものなので、シャッター音はいたします。
iPhone 6sの「すいません、そろそろ引退させてください!」という嘆願を感じつつ、ふと、猛烈にiPhone 14 Pro、それもMaxが超絶に欲しくなってきました。早速、ググってみましたが、技適ありのiPhone 14をゲットする方法がほとんどありませんでした。さて、どうしたものか…。
iPhone 14で技適マークがあるSIMフリー端末をゲットするには?
日本で比較的購入しやすい海外iPhone
iPhone 4sの頃から香港版や米国版あたりは、日本で比較的購入しやすいSIMフリーなiPhoneとなります。
しかし、iPhone 14系の米国版は技適がなくDual eSIMであったりします。そして、周波数バンドも日本とは異なります。詳細は以下の記事がが参考になりそうです。
また、iPhone 14系の香港版は物理SIMのDualというところは魅力的ではありますが、日本と周波数バンドが異なり、技適がありません。
どちらのiPhone 14もおおっぴらに利用しにくいモデルです。困りました。
日本でおおっぴらに利用可能な海外iPhoneは?
iPhone 14の場合
iPhone 14 Proの場合、日本版と同じモデルとなるのが、カナダ、グアム、メキシコ、サウジアラビア、アメリカ領ヴァージン諸島がモデルA2889(iPhone 14 Pro)、モデルA2893(iPhone 14 Pro Max)となります。日本と全く同じモデルとなりますので安心です。
しかし、カナダ、グアムぐらいまでは、比較的日本人が旅行することもあるかもしれません。旅行の際についでにSIMフリーのiPhoneを購入ゲットという方法もあるかもしれません。メキシコ、サウジアラビア、アメリカ領ヴァージン諸島は若干旅行の際にゲット、または購入代行利用というのも、日本人にとってはかなり難易度が高そうです。
iPhone15の場合
(以下、2023/9/13追記)
9/12(米国時間)にiPhone 15が発表されましたね。
日本のモデルの型式は、iPhone 15 モデルA3089、iPhone 15 Plus モデルA3093、iPhone 15 Pro モデルA3101、iPhone 15 Pro Max モデルA3105となります。
iPhone 14の時と同様、日本と同じモデルは、カナダ、グアム、メキシコ、サウジアラビア、アメリカ領ヴァージン諸島のようですね。
iPhone 16の場合
(以下、2024/9/10追記)
9/9(米国時間)にiPhone 16が発表されましたね。
日本のモデルの型式は、iPhone 16 Pro モデルA3292、iPhone 16 Pro Max モデルA3295、iPhone 16 モデルA3286、iPhone 16 Plus モデルA3289となります。
日本と同じモデルは、バーレーン、カナダ、イラク、グアム、ヨルダン、クウェート、メキシコ、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、アメリカ領ヴァージン諸島のようですね。
日本からの入手を考えると、iPhone 16もiPhone 14とiPhone 15と同様、カナダ版が良さげですね。
カナダ版のiPhoneいけるかもしれない
そこで、着目したのがカナダ版です。いろいろ調べていくと、カナダの商品の購入代行と転送を行っているわいわいわいショップYYWAIさんを見つけたからです。iPhoneの購入代行もやっているようです。日本人の方が対応してくれるので、安心です。
購入の流れ
購入代行の利用方法
まず、わいわいわいショップYYWAIにメールで連絡させていただきました。カナダの現地のApple Storeの見積もりをいただきました。こちらの金額に代行手数料等が必要となるようです。詳細は後述いたします。
海外送金の方法
購入代行業者から海外送金の方法として、ペイパル(クレジットカード)、WISE(現地銀行への振り込み)の2種類を提案いただきました。WISEを利用するとペイパルより100カナダドル(約10,000円)安くなるようです。やったことがなかったのですが、WISEでの送金をチャレンジしてみましたが、比較的観点に送金できて、拍子抜けでした。便利な時代になったなぁと思いました。
海外からの輸送方法
購入代行業者からカナダから日本への輸送は、次の2業者を利用可能と連絡がありました。
業者 | 到着までの日数 | 送料 | 受取時の税金 |
ヤマト運輸 | 約10日 | 約7000円 | 約10% |
UPS | 約1週間 | 約110ドル | 約6-8% |
なんとなく、日々クロネコヤマト様にお世話になっているので、ヤマト運輸を利用することにしました。到着まで約8日間かかりました。ちょうど不在の時に配達頂いたようで、申し訳ありませんでした。不在票を手に営業所を訪問。カナダからiPhoneが届いていました。
早速、お家でダンボールを開けてみました。とっても、わくわくいたします。
購入代行にかかったお金
カナダドル | 日本円 | 備考 | |
本体 | $2,205.28(税込) | – | カナダアップルストアの請求額 |
本体+代行手数料 | $2,380 | 234,360円 | 2,380カナダドルを代行業者に支払います。 |
送料(ヤマト)+ 消費税(日本) | – | 26,643円 | 大まかに送料7,000円に、 消費税19,643円といった感じでしょうか。 日本到着後、クロネコヤマトで支払います。 |
合計金額 | – | 261,003円 |
日本のAppleが販売しているSIMフリーの同じモデルは209,800円。一方、カナダ版購入代行で入手したものは、261,003円。これを高いとみるか、自由への翼?と考えるか…。私は自由へのパスポート?を選択いたしました。
開封の儀
それでは、厳かに開封の儀を行いましょう。相変わらず、究極にシンプルでかっこいいパッケージングであります。
早速、開けてみましょう。いつもこの瞬間、心が踊ります。新しい相棒が鎮座しております。新色のディープパープルが落ち着いたカラーで素敵であります。カメラのレンズが迫力ありますね。まるでバルカン砲のようです。
本体を取り出して、付属品を見てみましょう。ケーブルとドキュメント類でしょうか?
ケーブルを取り出してみましょう。LightingとUSB-Cの組み合わせですね。USB-Cというのが今風であります。
ドキュメント類を収めた箱を見てみましょう。保証に関する書類、SIMカードを取り出すピン、アップルマークのシールが入っています。
iPhone 14 Pro Maxの画面はカバーで保護されていますね。
画面を保護するカバーは後ろ側の取っ手をめくる感じで剥がします。
さて、新しい相棒の画面とご対面でございます。
電源ボタンを押してみましょう。例の如く、リンゴマークが表示されます。そう、どのiPhoneでも、いつも同じなんです。電源ON→リンゴマーク表示、ただそれだけなのですが、シンプルにそれを守っているのがアップルのシンプルな哲学ですばらしいと思います。
しばらくすると、helloが表示されます。カナダからはるばるやってきた新しい相棒との生活がスタートします。
日本と同じこのモデルは、物理SIMカードのスロットが1枚分あります。手持ちのSIMカードを挿入して、新しい旅の始まりです。
技適表示
日本と全く同じ型番のモデルA2893(iPhone 14 Pro Max)なので、当然のごとく技適が表示されますね。安心であります。
Suica、クレジットカードのタッチも可能
クレジットカードやSuicaも日本のiPhone同様に普通にタッチで利用できます(日本と同じ型番ですから)。
AppleCare+も加入可能
普通にAppleCare+も加入できました。お高いですが、故障・盗難の両方をサポートしてくれるプランをチョイスしました。本体交換となる修理の場合、日本版になって戻ってくるという話も聞いたことがあります。大切に使いましょう。
まとめ
この記事では、カナダ版iPhone Pro Max 14(シャッター音なし、技適あり、SIMフリー)をカナダの購入代行を利用して、入手したという体験談を共有させていただきました。日本のモデルと型番も同じでありながら、シャッター音なし、技適ありという最高のiPhoneであります。この記事がみなさまの役に立つことを祈っております。
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