2024年秋、Kindle Paperwhite 第12世代 シグニチャーエディションが登場し、読書体験がさらに進化しました。特に注目すべきは、ページめくり速度が前モデル比で25%向上し、操作の「サクサク感」が劇的に改善された点です。
この快適さを一度体験すると、もう以前のモデルには戻れないかもしれません。
本記事では、第11世代との違いや進化したポイントを詳しくレビューし、購入を検討されている方の参考になる情報をお届けします
比較:シグニチャーエディション第12世代と第11世代
デザインとディスプレイの進化
さて、横に並べて比較してみましょう。左側が第12世代、右側が第11世代となります。

筐体サイズとして、第12世代は第11世代より縦方向に2.7mm拡大されております。
第11世代の6.8インチでしたが、第12世代は0.2インチアップの7インチとなりました。画面対角線方向に5mmほど拡大されたことになりますね。
実は以前、別記事で第11世代のKindle Paperwhiteシグニチャーエディションと第7世代のKindle Paperwhiteを比較させていただきました。その時は画面サイズが6インチから6.8インチと非常にインパクトがありました。
今回のアップデートで画面ザイズの観点からは極端なインパクトはありませんが、確実に(地味に?)一回り大きくなっており、読書体験は格段に向上しております。やはり、一回り大きいと長時間の読書の疲労感が全く異なります。
今回も私の大好きな宇宙兄弟の表紙で比較させていただいております。
次に、縦方向に並べて比較してみましょう。上が第12世代、下が第11世代となります。

筐体サイズとして、第12世代は第11世代より横方向に2.6mm拡大されております。
縦に並べるとわかりやすいですね。画面サイズが一回り大きいので、第12世代に表示される六太(むった)と日々人(ひびと)はより迫力がありますね。
厚み
厚みはほとんど変わりませんね。写真からだとわかりにくいですが第12世代は第11世代より、0.3mmと微妙ですが薄くなりました。
7g重くなったはずの第12世代がやけにバランスよく持ちやすく、軽く感じられるのはこのスリム化の影響でしょうか?

質量
重量は第12世代は第11世代より7g増加しました。しかし、筐体内のバランス配分に変更があったのでしょうか?第12世代のほうが、軽く感じられます。地味に重量配分を工夫してくれたのかもしれません。
ゴルフのクラブの話になりますが、「カウンターバランス」という手法があるようです。むしろウエイトを少しだけ追加して、バランスを改善することで軽く感じるということもあるようです。

USBポート
USBポートは第12世代も第11世代と同様にUSB-Cです。業界標準ですね。
まずは第12世代です。

続いて第11世代も見てみましょう。

カラー
第12世代では本体のカラーが次の2種類から選ぶことができるようになりました。
- メタリックブラック
- メタリックジェード
私は昔ながらのKindleっぽいメタリックブラックをチョイスしました。
要約:第12世代の進化、使用感
見た目は極端に変化はありません。見た目の変化は地味ですが、読書体験をさらに良いものと導く「感覚」の進化が圧倒的なようです。「もっともっと読んでいたいという気分」にさせられます。
以下に、第12世代の進化と使用感についてまとめてみました。
- 画面サイズアップは地味ですが、確実に読みやすく迫力アップ
- 7g重くなったはずなのに、軽く感じられ、重量バランスが格段にアップ
- スクロール、ページめくり(11世代と比べて25%高速化)、ページ表示などのすべての動作のサクサク感が圧倒的に向上
- 本のダウンロードするのがやけに早く完了
- なぜか長時間読んでいても第11世代のときより疲れない
第12世代に慣れてしまうと、あまりの快適具合に第11世代には戻れない身体になってしまう可能性があります。
まさに快適な読書には、「12世代シグニチャーエディションが最強のソリューションである」というわけです。
開封の儀
さて、恒例?の開封の儀を行いたいと思います。
まずはパッケージの表面を見てみましょう。この厚紙の箱も地味ですが、シンプルかつナチュラルで優しい雰囲気で良いですね。

さて、パッケージ裏面を見てみましょう。こちらもシンプルですね。

さて、パッケージを開けてみましょう。
おっと、ミシン目を剥がすのがワイルドになってしまいました。カバーをまとった第12世代が出てきました。

中身を全部出してみましょう。

USB-CのケーブルはAmazonのにこにこマークの下に格納されておりました。

さて、いよいよカバーを剥がしていきます。うっすら画面を拝むことができますね。期待が高まってきます。

新しい相棒との対面です。「これから一緒に楽しもうぜ!」と声をかけたくなりました。

電源を押してください的な感じの画面が現れましたね。こちらは各国言語で表記されております。

いよいよ、電源オンです。木陰でのんびりと読書をするおなじみの画面が現れました。

まとめ
この記事では、Kindle Paperwhite 第12世代 シグニチャーエディションを実際に使用し、第11世代との違いをレビューしました。
特に進化が際立っていたのが、ページめくりのサクサク感と操作の快適さ。デザイン面では大きな変化がないものの、読書体験は確実に向上しており、私自身もう第11世代には戻れないと感じています。
Kindleの買い替えや初購入を検討している方にとって、本記事が比較・判断の参考になれば幸いです。
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