浄水器の水をさらに備長炭で浄水することで、最高においしいナチュラルな水ができることを紹介します。
また、飲料水、炭の浄水効果について検討した上で、実際の浄水工程をお見せします。
飲料水に関するディスカッション
普段どのような水を飲んでいらっしゃいますか?
水道の水をそのまま飲める国
海外旅行をされるかたはご存知だと思います。日本のように水道の蛇口をひねってその水をそのまま安全に飲める国は少ないわけで、実は日本はかなり恵まれています。


日本では、簡単にいろいろな水源からのミネラルウォーターも簡単に手に入りますね。
さまざまな飲料水
さて、飲料用の水にはさまざまなものがありますね。少し整理してみましょう。
飲料水の種類
- ペットボトルのミネラルウォーター
- ウォーターサーバーの水
- 水道からの水を浄水したもの
- 水道からの水をそのまま
- 井戸水、湧き水
以前、私はペットボトルの天然水や浄水器を通した水を主に飲用しておりました。
ふと、ペットボトルの水について考えることがありました。
市販のペットボトルの水は、さまざまな種類の天然水がボトリングされており、各々個性があって非常においしいものです。
しかし、ペットボトルの成分自体が水に対してよろしくない影響を与えている場合があるようです。
そして、一番の問題がペットボトルのゴミが大量に発生することです。近年プラスチックゴミの問題が世界中で騒がれておりますね。


また、ペットボトルを作るために、そしてそれを輸送するためにも、たくさんのエネルギーを消費してしまいます。
うーん、どうしたものか?
美味しいお水を手軽に飲むには?
水道からの水を浄水したものも美味しいですが、もっとナチュラル感をプラスしたいと思っていました。
備長炭の浄水効果
備長炭は優れた浄水効果があると言われております。
備長炭には多孔質構造(空隙構造)と呼ばれる無数の孔あり、不純物や塩素などを除去してくれるそうです。
備長炭にはマグネシウムやカリウムなどが含まれており、水につけるとそれらが溶け出し、弱アルカリ性のミネラルウォーターができるようです。
炭もいろいろありますが、備長炭は浄化作用、ミネラル分の観点から優れているようです。
さらに、使い終わった備長炭はにはさまざまな使い道もあります。
砕いて家庭菜園の肥料や冷蔵庫の臭い消しにも利用できます。
以下のページが参考になります。

https://www.jsac.or.jp/tenbou/TT61touron/t61pdf/tenbou10.pdf
ソリューション:浄水器の水+炭=美味しい水
私なりの解決方法は、浄水器を通した水道水をさらに炭で浄化するというシンプルな手法です。
まずは、普通に水道の水を浄水器に通して浄水します。
その際、ガラスの容器を用います。これはペットボトルのようなBPAの影響を避けるためです。
そのガラスのポットの中の浄水した水に炭を入れます。
そして、そのまま4〜5時間放置します。私は冷蔵庫に入れてしまいます。
1Lぐらいのガラスのポットの場合、すぐに使い終わってしまいますね。浄化に4〜5時間必要なので、新しい浄化した水が欲しい場合困ってしまいます。
私は冷蔵庫にガラスのポットを2本準備しております。1本使い終わったらまた浄水を入れて炭で浄化します。2セットを交互に利用すれば、浄化時間を多く確保できます。
このようにすることで、常に新鮮なおいしい水を楽しむことができます。
実演:浄水の流れ
まず、ガラスのポットを用意します。

炭を入れます。

浄水器の水を注ぎます。

すると炭からたくさんの気泡が出てきます。`

せっかくなので、炭から発生するたくさんの気泡を動画で撮影してみました。
気泡がぶくぶくと出てくるのを見ているだけでも癒やされますね。
炭は1週間か2週間に一回ぐらい、煮沸消毒を行い、日光に当てて乾かしつつ、太陽のエネルギーを吸収させております。
太陽のありがたさを感じます。
インプレッション
今回紹介する手法で浄化されて水、早速飲んでみましょう。
まず感じたのが、とっても柔らかく、サッパリとおいしい。
もともとは水道水なはずですが、天然水のような味がします。これは炭のミネラルの成分が溶け出ているからでしょうか?
また、ホッとする感を感じます。もともと炭が出している波動のおかげでしょうか?
とくに、おろしたての炭でその印象が強くなります。私は5回ほど煮沸・太陽乾燥を施した後は新しいものと交換します。
今回利用したグッズの紹介
浄水器
浄水器はこれまでにいろいろ試してきました。
蛇口に取り付けるハイグレードなタイプの浄水器。かなり高級な据置式のアルカリイオン整水器の使ったことがあります。
最終的に出した結論は、カートリッジ交換でなく、3ヶ月に一回、本体ごと交換してしまうシンプルなタイプがベストかもしれないというものでした。
たくさんの種類の不純物をろ過できる機種はたくさんの化学的な材料から構成されている傾向があります。
また、カートリッジ交換タイプの場合、カートリッジを交換したから衛生的と思いがちです。しかし、私の経験ですが、ある程度長期間使用した本体をバラしてみたところ、本体自体にかなり汚れが溜まり、カビが発生していることもありました。
現在、クリタックのロカシャワーのHP15を利用しております。
化学的な材料がほとんど使用されていない活性炭をメインとしたシンプルな浄水器です。非常にナチュラルな上、しっかりと不純物を取り除いてくれる頼もしい方です。
ハイグレード機種よりろ過できる物質の種類が若干少ないですが、その分は今回紹介する方法で炭が吸着してくれるハズと信じております。
しかも、価格は2000円前後と非常にリーズナブル。本体自体がカートリッジで交換するので衛生的です。
炭
Amazonで見つけたアース国産自然工房の紀州備長炭ウバメガシ白炭を利用させていただいております。
せっかくなので、恒例の開封の儀をしていきましょう。
黒いパッケージの中に炭が収められております。

さてパッケージの裏面も見てみましょう。

早速中身を出してみましょう。
炭の他に説明書、手が汚れないための手袋、収納用の巾着まで入っております。ユーザー思いのすばらしい商品だと思います。

説明書を見てみましょう。
浄水目的の場合、500mlの水に備長炭を1本の割合のようです。
そして、メンテナンス頻度は1週間に1回が推薦されています。メンテナンスは、煮沸消毒を5〜8分した上で、日干し乾燥すればいいようです。

浄水に利用できる炭はいろいろあると思います。お好みのものを見つけるのも楽しいですね。
注意
浄水目的の場合、それに応じた上質な炭を使うようにしましょう。バーベキュー用のお求めやすいプライスの炭は浄水にはよろしくないようです。
ガラスのポット
私は日本のメーカーかつ茨城県古河市に工場があるハリオさんのポットを利用しております。
ハリオさんのこだわりのポット、シンプルかつ使いやすい形状です。冷蔵庫のドアのポケットにちょどよいサイズで、1400mlの水が入ります。
私はこのポットを2本スタンバイさせております。
まとめ
本記事では浄水器の水をさらに備長炭で浄水することで、最高においしいナチュラルな水ができることを紹介しました。
次回はブルーソーラーウォーターの水の話題を取り上げようと思います。
この記事がみなさまのお役に立てることを祈って。
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